千葉県の永代供養・水子供養・ペット供養・人形供養

水子供養Q&A

●写経とは?

わが国での写経の歴史は、673年に一切経の書写が行なわれたという日本書紀の記事が最古のものである。おそらく、平安時代頃から病気平癒・先祖代々供養などの祈願や供養を目的にした写経が始められた。写経の心は、時代を超えて、人々にとって大きな心の支えになり、多くの人の信仰生活に心のやすらぎを与える糧となってきた。初心者の方には『般若心経』という短い経典であるが、仏法の大意が述べられており書写しやすく写経にはおすすめの経典である。
 

●お墓の向きはどちらがいいですか?

万葉集に墓の枕詞を「朝日照る」と言う様に、太陽が昇る東の方向(東南向きや南向き)が良いとされていたが、近年の墓地事情により方角方向よりも明るいイメージを大切に作られている公園庭園型などのお墓にする方が多い。しかし、参拝するのに一番適した無理のない方角方向に向ける事が一番大切である。
 

●清めの塩とは?

近年、宗派地域によって、お清めの塩を持ちいらない場合がありますが、葬儀の習慣として用いる場合が多く、本来塩は人間が生きていくうえで欠かすことのできない大切なもので、保存時に腐敗を防ぎ、その状態を長持ちさせるという働きをもっています。こうしたことから古来、塩は生命のシンボルとされてきました。
それに宗教的な意味あいが加わって、汚れを祓い、清める力をもつものとして崇められるようになったのでしょう。神棚や仏壇、お墓などにも塩をまつる風習が残っていますが、相撲の仕切や入口に塩が盛られているのも、やはり土俵やお店を清めるという意味があります。葬儀に参列しますと「清めの塩」が配られます。形式的とはいえ、家に入る前にその塩をまき、厳粛な気持ちでお清めをすると、妙に安心できるものです。
 

●念珠とは?

念珠は数珠とも言いますが、礼拝するときにはかかせない法具です。
念珠の起源についてはさまざまな説がありますが、真言・陀羅尼などの数を取るのに重宝な、礼拝の法具として一般に普及したものと思われます。
念珠は畳の上や床の上など、人が歩く場所に直接置いてはいけません。どうしても置かねばならないようなときには、必ず下に台や器などの下敷きを置き、その上に置いて粗末にならないようにします。ふだんは左手に持つのが原則です。
 

●合掌のしかたは?

合掌とは、顔や胸の前で両手の掌をあわせることです。
古来よりインドにおける挨拶の方法とされます。仏教においても仏菩薩に対する礼拝の方法として取り入れられました。さまざまな種類の合掌がありますが真言宗では金剛合掌がもっともよく用いられます。
金剛合掌は両手を身体のまんなかにもってきて、手のひらをあわせます。右の親指が上に、左の親指が下になるように十指を交互に組み合わせます。 合掌を顔の前にもっていったりはしません。両肘をはらずに、両手を両乳のおよそ中央に軽く着けます。これが一番自然な姿です。
 

●戒名はいつ頂くものですか?

仏道に帰依した者につけられる名前であるというのが、戒名の本来の意義である以上、生前に授戒式に臨み戒名を授かるのが望ましい。生前に受ける戒名は「逆修」と呼ばれる。「逆修」とはあらかじめという意味で、生前に戒を受け仏弟子 になることをさす。

 
●戒について教えて下さい

戒とは「修行を行おうとする自発的な精神」のことであり、戒を実行して始めて悟りが得られる。戒名を授かるにあたっては、一般的に三帰戒が授けられる。これは出家、在家にかかわらず仏教徒である以上受持しなければならないもので、「仏・法(仏の教え)・僧(仏の教えを奉じる集団)」に信順することをいう。仏教徒の集まりで「ブッダン(仏)サラナンガチャーミィ、ダンマン(法)サラナンガチヤーミイ、サンガン(僧)サラナンガチャーミィ」とよく唱和されるが、これは仏に帰依しますという意味で、三帰戒の内容そのものである。
不殺生戒(ふせっしょうかい)、生き物を殺すな
不偸盗戒(ふちゅうとうかい)、盗むなかれ
不邪淫戒(ふじゃいんかい)、セックスをつつしめ
不妄語戒(ふもうごかい),嘘をつくな
不飲酒戒(ふおんじゅかい),酒は飲むな
以上がその内容であるが宗派により多少の違いがあるが、戒名を受けるにあたって授けられる戒の内容である。
 

●戒名について教えて下さい

仏の教えに帰依し、定められた戒(行動の規則・精神を律っする規則)を守ると誓った者に対して与えられる名前のこと。すなわち仏教徒となった者が授戒作法を受けて授けられた名のことを戒名といい、仏教徒になる以前の俗世での名前を俗名という。真言宗ではあの世の名前、即ち仏の名である。
戒名(法号)は本来二文字であるが、この戒名の上に道号が、さらに院号・院殿号がつけられ、戒名の下には位号がつけられ、その一連の文字構成を称して戒名と呼ぶことが多い。
 

●戒名にはランク付けがありますか?

仏教は本来、平等を説く教えであるから、戒名にランク付けがあってはならないが、実際にはランク付けがある。このランク付けは院殿号・院号や信士(信女)・居士(大姉)・大居士(清大姉)などの位号によって定められている。
こうしたランク付けは江戸時代の幕府の宗教政策によって決められたものであり、例えば百姓には院号・居士・大姉を付けることが禁じられていた。そして、この伝統は今に引き継がれ、信士・居士・清居士・大居士、信女・大姉・清大姉というランク付け、さらに院号・院殿号が付けばさらにランクが上がるという構図がある。
こうした構図については批判もあるが、寺院によっては金銭以外のところで、このランクの線引きを厳格に行っているところもある。それはその寺院に対しての外護者としての功績によるものだが、寺院に対して金銭的なものを含めて大きな功績があった人に、例えば院号が与えられることはむしろ当然のことであろう。寺院は寄進なくしては存在せず、多大な寄進を行った者に対しては伝統的に様々な供養が行われてきた。現在は生前に功績がなくとも故人の回忌毎に寄付や寄進をする事が多い。

戒名にまつわる金銭的なトラブルはよく耳にするが、本来、寺院の大きな外護者に与えられる院号や居士号をいただくのであれば、一つの目安として年収の十分の一程度の寄進をして当然のことであろう。ただ問題は、それを受ける寺院側のレベルのことである。その僧侶が自信を持って寄進する人や、その一族の安泰繁栄を祈り、仏門に入れることの喜びを説得できるのであれば、年収の十分の一など、むしろ安いものであろう。

○○院殿○○○○大居士位
○○院殿○○○○清大姉位

○○院○○○○大居士位
○○院○○○○清大姉位

院居士または院大姉と呼ばれている
○○院○○○○居士位
○○院○○○○大姉位

○○院○○○○清信士位
○○院○○○○清信女位

○○院○○○○信士位
○○院○○○○信女位

○○○○清信士位
○○○○清信女位

普通戒名と呼ばれている
○○○○信士位
○○○○信女位

○○童子位
○○童女位

○○孩子位

代表的な1例であり他に例外もありますから住職さんと良く相談して故人にふさわしい法号(戒名)を授けて頂く事が望ましい。
 

●居士(こじ)について教えて下さい

サンスクリット語のグリハパティにあたるもので、元来は家に居る男子のことをいう。インドでは商工業を主とする富豪め・資産家のこと。中国では学識・人徳に優れた官に仕えない人のことを示した。楞厳経(りょうごんきょう)には「名言を談じて清浄にして自ら居ることを愛する者を居士と称す」とあり、維摩経(ゆいまぎょう)に出る釈尊の弟子である維摩居士が有名である。男性の居士称に対して女性は大姉と称せられる。
 

●大姉(たいし)とはなんですか?

男性の居士と同格の尊称。七賢女経には「賢女をもって聖姉という」とある。夫が居士の名を頂いた場合は女性はその戒名を大姉とするのが通常である。
 

●院殿号(いんでんごう)について教えて下さい

院殿号は足利尊氏が「等持院殿」と称したところから始まるとされる。本来は院号に次ぐ称号であったが、現在では字数が多くより豪華な印象を与えるために院号より上位にされることが多い。院号と同じく、本来は安易に贈られるべきものでなく、仏教の外護者としての相当な寄進、あるいは尽力をした人、さらに高徳の人に対して与えられるべき尊称であろう。
 

●院号(いんごう)について教えて下さい

院号とは天皇が退位隠居された御所を〇〇院と称したことからはじまっている。一寺を建立するほどの仏教の外護者に対して院号は授けられるべきものであり、かつては一国の大名や家老以上でなくては与えられなかった。

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